浄化槽は微生物が働くことによって、水を浄化する装置です。微生物が働きやす

い状況を保ち、浄化槽を正しく機能させるためには適正な管理が必要となります。

 浄化槽の色々な装置が正常に働いているかを点検し、各装置や機械の調整、ス

カムや汚泥の状況を確認し、汚泥の引き抜きや清掃時期の判定、消毒剤の補充等

を行うのが保守点検です。

 浄化槽の保守点検の作業は、技術上の基準に従って行わなければなりません

が、この基準を守るには専門知識や技能、経験、さらに専用の器具や機材が必要

なため専門業者に委託することができます。この場合、三重県では昭和60年10月

1日に施行された三重県条例第26号「三重県浄化槽保守点検業者の登録に関係

する条例」により『浄化槽保守点検登録申請』を行った業者に限定されます。


 ○ 新設浄化槽の最初の保守点検は、浄化槽の使用開始の直前から行うことに
    なっています。

【環境省関係浄化槽法施行規則 第5条第1項】

 

 ○ 浄化槽は、槽の種類、大きさにより保守点検の回数が定められています。

【環境省関係浄化槽法施行規則 第6条第1項〜第4項】



 ※浄化槽の保守点検は、環境省で定める回数の実施が必要です


 (環境省令で定める回数)

 保守点検の回数は、通常の使用状態において、次の表に掲げる期間ごとに1回

 以上とする。


■ みなし浄化槽(単独処理)の保守点検回数
 
処理方式 浄化槽の種類 期 間

全ばっ気方式

1 処理対象人員が20人以下の浄化槽 3ヶ月
2 処理対象人員が21人以上300人以下の浄化槽 2ヶ月
3 処理対象人員が301人以上の浄化槽 1ヶ月
分離接触ばっ気方式、
分離ばっ気方式又は
単純ばっ気方式
1 処理対象人員が20人以下の浄化槽 4ヶ月
2 処理対象人員が21人以上300人以下の浄化槽 3ヶ月
3 処理対象人員が301人以上の浄化槽 2ヶ月
散水ろ床方式、平面
酸化床方式又は地下
砂ろ過方式

6ヶ月
 

■ 合併処理浄化槽の保守点検回数
 
処理方式 浄化槽の種類 期 間

分離接触ばっ気方式、嫌気ろ床接触ばっ気方式又は脱窒ろ床接触ばっ気方式

1 処理対象人員が20人以下の浄化槽 4ヶ月
2 処理対象人員が21人以上50人以下の浄化槽 3ヶ月
活性汚泥方式
1週間
回転板接触方式、接触ばっ気方式又は散水ろ床方式 1 砂ろ過装置、活性炭吸着装置又は凝集槽を有する浄化槽 1週間
2 スクリーン及び流量調整タンク又は流量調整槽を有する浄化槽(1に掲げるものを除く。)  2週間
3 1及び2に掲げる浄化槽以外の浄化槽 3ヶ月


 

※ 知事の登録を受けた「保守点検業者」 へ依頼してください。
 
● 浄化槽管理者は、保守点検の記録を3年間保存しなければなりません。

【環境省関係浄化槽法施行規則 第5条第8項】

 


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